顔のたるみはエイジングサインの一つ

老人性色素斑や毛穴の開きやほうれい線、乾燥によるくすみやキメの乱れや吹き出物、ちりめんじわやブルドッグフェイスなど、見た目年齢を押し上げるエイジングサインはたくさんありますが、顔のたるみはその代表的なものです。

コラーゲンやエラスチンが加齢とともに減少してハリ感を維持することが出来なくなる、強めの紫外線や洗顔でゴシゴシ擦ったりなどの物理的な摩擦や心的ストレスなどによるダメージ、湿度の低さや保湿ケア不足などによる乾燥でバリア機能が低下してターンオーバーが不活発になるなど顔のたるみにつながる原因はいくつかありますが、表情癖もそれに当てはまります。

表情とたるみ

猫背になりながら顔を下に傾けた状態で長時間スマートフォン操作をしていたり、ほうれい線や目尻の乾燥小じわなどを気にして無表情になってしまったりすると、表情筋が衰えてしまいます。

腹筋が衰えてお腹まわりの皮下脂肪がたるんだり、上腕三頭筋が衰えて二の腕のぜい肉がプルプルしたりするように、表情筋が衰えるとその上にある脂肪と皮膚を持ち上げる力が弱まって垂れ下がりたるみにつながってしまうということを理解しておきましょう。

たるみは加齢とともに深刻化する問題ですので、アンチエイジング効果を意識した対策を早めに行うべきです。

顔のたるみを解消させたいなら

普段の何気ない表情癖が顔のたるみの原因になってしまっていることを理解したなら、さっそく解消させるための対策を開始しましょう。

表情筋をアップさせることが顔のたるみ解消への近道となりますので、日頃の習慣として笑う意識を持つことが大切です。

口角を思いっきり上げて笑えば口元や頬の表情筋が自ずと鍛えられ、リフトアップされて顔のたるみが気にならなくなります。

頬の脂肪と皮膚が持ち上がってほうれい線も目立たなくなりますし、フェイスラインもシャープになりブルドッグフェイス解消効果も期待できます。

表情筋がアップすると血行が良くなり顔色も明るくなりますし、表情が豊かになることで周りに与える印象も良くなり好感度や第一印象もアップします。

顔の筋肉を鍛える

最初のうちは引きつってしまったり筋肉疲労で顔がピクピクしたりすることもありますが、慣れてくれば口角が上がりきったナチュラルで魅力的な笑顔を作ることが出来るようになります。

筋肉運動を促進させる作用を持つEMS機能が搭載された美顔器でトリートメントをしたり、クリームやオイルをたっぷりと塗ってリンパマッサージをしたり、肌にハリを与える作用を持つ成分が配合された美容液を使ったりなどのケアをプラスすると、相乗効果が得られます。