背中にきびができてしまうのは、毛穴に汚れや余分な皮脂が詰まってそこが雑菌の温床になるからです。ではなぜ毛穴に汚れなどが詰まるのかというと、皮脂が硬くなって洗っても落ちにくくなるからです。
背中は紫外線を直接浴びる機会は少ないのですが、下着や衣服と常に接する部分であり、摩擦によっていつの間にか皮膚が厚くなってしまうことがあります。
皮膚が厚くなると柔軟性が失われますので、汚れや皮脂も溜まりやすくなります。これを解消するのに最適なのがピーリングです。古い角質を強制的に排除することにより、背中にきびを改善させることができます。古い細胞がはがれ落ちれば新しくて瑞々しい細胞が生まれますので皮膚の再生を促すことができます。
トラブルを含む古い細胞がいつまでも肌に留まっていると様々なトラブルの原因になりますので必要に応じてピーリングを使って強制的にリセットしてあげることが大切です。ピーリングは強いので、週に1~2回程度が目安です。
他にも、背中ににきびができる原因としては入浴時の洗い残しなどが挙げられます。シャンプーなどの泡が流し切れていなかったり、タオルドライの際に拭き残しがあるとそれが背中にきびに繋がる場合もあります。
また、夏場の汗をかきやすい時期に、汗を掻いたまましばらく放っておくのも良くありません。できる限り早めに服を替えるか汗を拭き取るかなどの対策を取りましょう。思い当たる人は念入りに洗い、流して清潔を保ちましょう。
ニキビ跡治療は美容皮膚科へ
ニキビ跡は美容皮膚科などでのレーザー治療での改善が効率的です。ニキビ跡は皮膚の深い部分にまで肌のダメージがあるために、自分だけで行うスキンケアでは治していくのは困難です。
そんな皮膚の細胞まで活性化させる、医療機関でのレーザー治療は難しい
ニキビ跡治療においても効果的に働きます。
患部をレーザーにより照射していくため、ある程度の刺激もありますし、
少しのあいだ軽いダウンタイムもあります。完全に肌が回復するまでの期間は、自宅でのケアも大切になります。照射を行った皮膚は、とてもデリケートな状態でもあります。
細胞の再生をより促すためにも、肌に必要な成分を補給してあげるお手入れもしてあげましょう。肌には軽いダメージが与えられているため、優しいお手入れをします。力を強く加えるのは控えましょう。
化粧水などの保湿をしっかりとしてあげると、再生も効率化されます。肌は
乾燥しやすいため、保湿はしっかりと行うことです。